他人の人生

きわめて個人的なこと

午前7時

れーどーしらーそーふぁー
そーしらしーそふぁそふぁみれー
れーどーしらーそーふぁー
そーしらしーそふぁみふぁーそー

これ、なんの歌?

曲名がわからないけれど、毎日朝7時に流れてくる歌、夜更かしの私がうとうとし始めた頃によく聞こえてくる。そこそこの音量で。どうしてこんなに切ないメロディを朝7時に流すのか、私だったらこの曲は夕方の音楽にする、とお節介なことを思いながら眠りにつく。

恋だと思った。私は恋をすると簡単に狂う。すぐに嫉妬する。そんな気を紛らわす手伝いをするかのように私のスマホがバグった。電話がかけられなくなった。バグの表示が5秒に一度くらいの感覚で出るようになった。二時間くらい格闘して、検索したり設定画面をいじくったりして、どうやらアプリと電話帳の連動?が上手くいっていないようだったので、電話帳のデータと怪しいアプリを全て消した。私は容赦ない人間だ。それまでの人との繋がりが全部消えた。電話帳のデータはゼロになった。清々しい。ほんとうに連絡が必要な人にはきっと這ってでも連絡先を聞きに行くと思うから。SNSでしか繋がっていないリアルの友達は、もはやリアルの友達ではないのかもしれない。

恋だと思った。わからないけれど。心臓がぐわんぐわんいうときは、きっと恋だ。私は恋多き人間だ。自覚はある。人間以外に、動物や文章にも簡単に恋におちてしまうから。心臓はいつだって右往左往して落ち着かない。でも、私はやっぱり容赦ない人間なので、次の恋が始まると、ひとつ前のことなんてケロッと忘れてしまうんだ。

そろそろ買いかえの時期かもしれないね。