他人の人生

きわめて個人的なこと

26歳女性の休前日ルーティン(嘘)

AM2:00。仕事が終わる。やや空腹。閑散とした道路、我が物顔で車を走らせて24時間営業のスーパーに寄る。自宅の冷蔵庫の中を思い浮かべる。調味料と麦茶と牛乳。あとはヨーグルトと三食パックのナポリタンが一食分残っていたはず。冷凍庫には冷凍ごはんと冷凍枝豆と刻みネギと食パン。以上。なにかすぐに調理して食べられる手軽なもの、そして仕事の弁当のおかずになりそうなものを求めて、品出しに精を出す夜中のスーパーへ足を踏み入れる。

玉ねぎと人参ともやし。野菜を完全に切らしていたので、スタメン野菜を次々にカゴに放り込む。インゲンが安いので手に取る。胡麻和えにしようっと。立派なキャベツが100円きってる。これは買い。今回のメインはキャベツにしよう。豚キムチが食べたいなと思ってキムチと豚肉をカゴに入れる。肉は多めにまとめて買って冷凍することが多い。ササミも買った。弁当をつくるときのあと一品に助けてくれる冷凍食品には牛肉コロッケをチョイス。レジ横にあったチョコパイの誘惑に負けてしまう。よきかな。

キャベツが大玉でマイバッグに入り切らず、結局レジ袋を一枚買う。普段はマイバッグに入る分だけしか買わないというガバガバルールを一応作って守っている。昼間は10近くのレジが稼働しているスーパー、この時間オープンしているレジはたったひとつ。黙々と透明袋をこしらえていたレジの店員さんは、私の精算が終わると再び黙々と透明袋をこしらえにかかった。

AM2:30。帰宅して服を脱ぎながら脱衣所に向かう。せっかちなタチで、脱衣所に行く前に脱ぎ始めてしまう。歩きながらどんどん身軽になって、お風呂場に直行。先月買ったLUSHのパックがすーすーして気持ちよくってお気に入り。シャンプーがそろそろ切れそうだけど、このまま同じものを使い続けるか新規開拓をするか迷っている。今のシャンプーはとても気に入っていて3回リピートしているけど、普段行くスーパーやドラッグストアには置いていないから少し不便だ。新しいものに挑戦してみるのも良いかもしれない。

シャワーを浴び終わったら脱衣所であらゆるところに化粧水やクリームを塗りたくる。気温が上がってきた今だからできるけれど、本当に保湿が必要な冬場は寒くて保湿もせずに服を着てしまう。冬場に使い切れなかった保湿パックやクリームを今更消費している。コスパの悪さ。

AM3:00。脱衣所から出る。スマホチェック。最近YouTubeのパーソルパリーグTVとか教えてギータ先生ばっか観ている。ただの野球バカ。先月末に実家に帰った時にめっちゃくちゃ久しぶりに野球中継をみたら野球愛が再燃してしまった。高校卒業までは野球中継がある日は必ず観ていた。私のテスト勉強や受験勉強を妨げていたのは、漫画やゲームやケータイではなく実は野球中継だったのでは?と大人になってから気付いた。きっとそう。家族全員野球バカだ。息するように球審の名前とか選手の打率とか言う。今自分は野球中継の時間に家にいないというだけで、きっと時間が合えば毎日のように観てるんだろうなと思い、何故か分からないけれどゾッとする。野球に課金制度がなくて本当に良かった。

AM3:30。スーパーで買ったものを冷蔵庫に入れていなかったことに気づく。スマホを置いて、台所へ。急いで食材を冷蔵庫にしまう。冷蔵庫に飲みかけのジンジャーエールがあることを知る。残っていた激甘のリキュール(?)をジンジャーエールで割ってみる。想像を遥かに超えた激甘酒ができあがる。ジュース感覚でがぶ飲みする。アルコール度数を念のため確認してみる。16%と書いてありやっちまったなと思う。でも構わずぐいぐい飲む。お腹が空いていたことを思い出す。買ってきたキャベツをおもむろに切り始める。そのまま豚キムチの調理開始。ササミを蒸す。激甘の酒をぐいぐい飲む。キッチンドランカーやないかと思いながらも、滅多にこんなことしないからまあいいかと開き直る。鍋いっぱいの豚キムチが出来上がる。ついでに鍋いっぱいの野菜炒めも作ってみる。つまみ食いで空腹が満たされる。酒を飲む。上機嫌。皿という皿を洗う。ついでにシンクを少し磨いてみる。ゴミを集めて袋をしばる。最後の酒を飲み干す。酒のグラスもジャバジャバ洗う。

AM5:00。なんか酔っ払った気がするな〜と思う。もう朝やん。朝に酔っ払ってるの不健全な感じがして良いな〜という頭の悪いイキリ方をしながら気休めにコップ一杯の水を飲んでみる。歯を磨く。アマプラでドキュメンタリーを観ながらストレッチをしたり日記をつけたりする。希望的観測だらけのTODOリストを作る。自分への誕生日プレゼントでも買おうかなと少し悩み、ちょっとだけ欲しいかなと思ってるものを物色してみる。ピンとくるものがない。

AM6:30。布団へ移動。そろそろ寝ようかなと思いつつ、目が冴えている。ひたすらスマホを眺める。グーグル検索で【柴犬】と検索して幸せな気分に浸る。インスタで猫の動画ばかり選んで観る。YouTubeのパーソルパリーグTVに舞い戻る。周東くんの走塁と今宮くんの守備をわけわからんほどリピートする。芸術やなあ〜と思う。それだけじゃないんだとは思うけど。きっと芸術になるまでに相当の努力があったはずだ。その見えない部分を想像してまた芸術やなあ〜と思う。プロになってもなお悔し涙を流せるってすごくない?プロになってスタメンになったり試合にコンスタントに出られるようになったりして、野球をするのが仕事・日常である環境なのにもかかわらず、日常の試合のひとつひとつのプレーに対して悔し涙を流せるのってすごくない?何かに熱い人が好き。尊敬しているし、スーパープレイは何度でも観たい。野球は試合運びが淡々としているから苦手という人もいるけれど、その淡々の中の一瞬で歓声をつくるプレーが生まれるから目が離せないんだよね。知らんけど。私は高校時代めちゃめちゃ下手くそなソフトボールプレイヤーで、それこそセカンドフライくそほど落としたり、運良く塁に出られてもサイン間違えて意味不明な走塁したりしていたけれど、球を投げて打って捕るっていうのがとっても好きだったんだよなあ。そんなことをほろ酔いの頭で考える。

AM8:00。隣人たちが次々と出かける音がする。そろそろ寝ようかなと、一応目覚ましをセットする。そういえば本当は今日noteを一本書きたかったんだよな、とふと思い出す。こんな酔っ払いじゃまともに書けそうにないなとすぐに諦めて、日記でも書くかとはてブロを開く。こんなんがルーティンだったら世界ひっくり返るわ。たまたま、こんな一日だったよっていうだけ。普段はもっとまともだよ。