他人の人生

きわめて個人的なこと

弱音を吐く

全身かゆい。晩ごはんに焼きそばを食べようと思って買ったけど、吐き気が酷くなって途中で半分も食べられなかった。かたいフローリングに仰向けになってずっと天井を見ていた。駄目だ、何だかとても調子が悪い。体が動かない。ごめんよ、明日の自分。洗い物もそのままだし、服も畳んでないし、アイロンもかけてない。ごめん、明日の自分が頑張ってくれますように。今日の私は閉店です。頑張ろうとしたけどいくつか返信できなかった。ごめんね。ごめん。みんなごめん。三日に一度くらい、消えたいな〜と思う。何のために生きているのか、何のために頑張るのか、何を目標に進むのか、未来のことを考えるのは楽しいか。停滞の時期なんだと思う。運が良いだけが取り柄の私だけど、運が悪い時期もあるんだと思う。自分のダメさばかりが目につく。あ〜あ、ダメなやつ。鼻で笑っちゃうくらいに人間活動に向いていない。

 

とにかく言葉が少ない。感情は文字にはなっても、自分の言葉にならない。口に出る前に喉の奥でつっかえてしまう。言った方がいいことも、言いたいことも、言うべきことも、たくさんつっかえさせてきた。その吐き気がまとまってストレスと共にやってくるのだろうか。知らんけど。こんなにメンヘラで依存心が強くて手に負えないのに、あんまりそんなふうには見えないんだって。健康な雑草。強靭なメンタル。鬼の精神力。実際はしぬほど泣き虫なのに笑っちゃう。

 

投げ出したい。すっと消えたい。ポンコツにしてはここまでよく頑張ったと思う。壊れかけた時期もあったし、もしかしたら壊れそうな時期を繰り返して既にどこか壊れてるのかもしれない。思ってもないようなことを言って、言ったそばから忘れてゆく。みんな敵。誰も信じられない。本心を話せないんじゃなくて、本心なんてどこにもないんだよ。ひとはひとりよ。最初と最期は必ずひとり。この先どうなるのだろう。不安ばかりが言葉になる。人を知るのは疲れる。踏み込むのも踏み込まれるのも嫌い。恋をすると相手のことを一から十まで知りたくなってしまうけれど、一から十まで知ったら上手くいきっこない。だって私が一から十まで見せたくないから。イーブンにならないから。もう胃の痛むような思いをして二人きりで人と会ったり、必要な言葉を出せなくて消えたくなったりするのはごめんで、そういう全てから逃げているからまともに恋愛も結婚もできそうにない。恋愛も結婚も、自分のこととなると想像しても全然羨ましくない。ふとしたところで自分嫌いを発揮する。ちょっとしたところで自分を大切にできないことが多い気がする。その証拠に生活がとても下手。下手すぎて笑えるくらい下手。寡黙も根暗も内向的も捨てたい。本当に健康な雑草になりたいのに。明るくて元気で素直で可愛げがある人間になりたいのに。何度生まれ変わっても難しそうでやっぱり今日も消えそうだった。